気がついたらもう1月中旬!
小3でゆるゆる続けていたラズキッズをZ2まで終了したのでその話をします。
3歳頃からラズキッズを始める
ラズキッズを始めたのは、確か3歳頃です。当時プリスクールに入れていて、キンダーの子達が園の宿題としてラズキッズをしていたので、こんな便利なものがあるのか〜と知り、始めました。
ラズキッズは個人利用だと年1万位以上しますが、共同利用なら年2000円程度で利用できます。共同利用グループを見つけて始めることにしたのです。
とても簡単なレベルから始められる
おうち英語をしている方ならもうご存知だと思いますが、ラズキッズは400冊以上の本がネイティブ音声で読み上げられます。全ての本がレベル分けされており、読みはじめの幼児から、ネイティブ小学5年生レベルまで揃っています。
娘が始めたときは、A〜Cあたりでした。2-3語文くらいのとても簡単な文です。読むスピードもとてもゆっくり。
ラズキッズのメリット
1.ネイティブ音声が読み上げてくれる
ラズキッズのメリットは、英語を話せない親にとって、ネイティブ音声が読み上げてくれること。しかも、読み上げタイミングに合わせて単語にハイライトがつくので、今どこを読んでいるか子どもがわかるようになっています。
2.理解度クイズで読解力を測れる
ラズキッズは一つの記事に読み上げ→黙読→理解度クイズがついています。
理解度クイズがついているので、本の内容をちゃんと理解しているか読解力を測れるようになっています。
特に、レベルが上がってくると、理解していないのに音読して読んだ気になってしまう子どもがいるので、読解力がついているかチェックする意味でもおすすめです。
3.ノンフィクション要素が多い
レベルが低めの頃は、子供が親しめるように楽しいキャラクターがでてくるフィクションが多めです。
しかし、レベルが上がるにつれて、サイエンスや歴史、伝記などのノンフィクションの話ばかりになります。
読むことが知識のインプットになっていきます。紙の洋書多読もよいのですが、どうしても子供が読むのは面白いフィクションストーリーに偏りがちですよね。
ラズキッズでゆるゆるとでもノンフィクションに触れているだけで、普段出会わない単語や知識に出会えるのでおすすめです。
4.ポイント制度で読む気になる
記事を読んだりクイズに正解すると、ラズキッズのポイントがもらえます。ポイントを貯めると、アバターの着せ替えができたり、実際に恵まれない地域への水の寄付ができたりします。
ちょっとしたモチベーションになります。
ラズキッズのデメリット
ラズキッズにも私が感じるデメリットをお話しします。
1.読み上げスピードが遅い
最初は読み上げスピードが遅いといいですが、子供が英語を読めるようになってくると、読み上げが遅く感じるようになってきます。
時には遅すぎると子供がイライラして飛ばしてしまうことも...
2.退屈な話が多め
最近はORCなど読み上げありのオンラインリーダーサービスが増えました。パルキッズのアイキャンリードもありますよね。
これらに比べると、ラズキッズは退屈な話が多めと感じます。特に最初のA-Eあたりです。
P-S以降になれば、割り切ってサイエンスの話を読むことができるようになりますが、小さい幼児さんにとっては、楽しい話 でないて嫌がることがあります。そこは無理させないであげた方が良いでしょう。
Z2まで読んだ効果は?
娘は小3でZ2まで読みました。正直なところ、紙の洋書やニュースでZ2以上のレベルを読んでいるので、英語力がラズキッズによって凄く上がった!とは感じにくいです。ゆるゆる読んでいましたし。
しかし、普段読まないジャンルの話を読んできたので、様々な知識をインプットする という意味でとても良かったと思います。
ラズプラスや他のオプションは必要?
ラズキッズには、ラズプラスという2000冊まで読める本が増えるコースや、ヘッドスプラウトというフォニックスレッスン、サイエンスオプションなどもあります。
そのどれも我が家は試したことがありますが、うちには全く不要でした。
理由は、ヘッドスプラウトはインターフェースがいまいちで、今ならカーンキッズなどいくらでも楽しい無料アプリがあること、プリスクール通園者には不要なこと。
ラズプラスやサイエンスも、もともと退屈な内容な上、タブレットなため読みすぎは目に悪いこと、紙の洋書の方が圧倒的に子供の食いつきがよく、どんどんレベルをあげて多読をしていけることなどです。
ラズキッズシリーズだけをメインに置くのはやめておいた方がよいでしょう。読む量が少なすぎますし、たくさん読もうとすれば目に悪いです。
あくまで最初の自力読みサポーターとして利用し、紙の洋書を読めるようになってきたら、サブとして週に数冊読んでいけば十分かと。