お受験対策とはいったいなんなのか、プリントワークをすることは良いのかどうかと思い、手始めにハローキティゼミをとってみました。
お受験ワークをお気軽にできるハローキティゼミ
ハローキティゼミとは、数年前から大手幼児教室のこぐま会が始めている通信教育で、お受験を意識した内容構成になっています。
毎月1200円程度で、最初の2ヶ月間は無料。
入会金も無料です。
全てフルカラーの薄い冊子が届き、ハローキティとその仲間達を主人公に、お受験を意識した知育ワークになっています。ワーク冊子の他には、シールと台紙、ミニ知育カード、ぬりえ・切り絵・ワーク解説本がついています。
シールはご褒美のため。ミニ知育カードは数字カードだったり、大きさ確認カードだったりします。こぐま会のひとりでとっくんシリーズに似ており、それらをやや簡単にかつフルカラーで取り組みやすくしている感じです。
ぬりえ・切り絵はハローキティの図案で、はさみの練習や指先を鍛える意図でしょう。
例えば、
・ひらがなの読み、書きは一切でてこない
・物の小さい、大きいの概念
・一番低いのはどれ?2番目に低いのはどれ?を選ばせる問題
・右から3番目にいるのはだれ?を答えさせる問題
・中にいるのは誰?外にいるのは誰?を答えさせる問題
・夏に使うものはどれ?をイラストの中から選ばせる問題
など、幼児が必ずしっておかなければならない概念・お受験で必ず出される概念を学んでいきます。
ハローキティゼミを年少、年中ととった口コミ
我が娘は、2歳半からハローキティゼミの年少版、年中版を同時にとりました。
なぜかというと、年少と年中の難易度と内容を知りたかったからです。
開設当時は年少はなかったそうですが、保護者の声におされて年少版をだされたそうですね。
実際にやらせてみましたが、やや年中版のほうが難しいと思う反面、2歳代の娘でも普通にやっていましたから、それほど難易度に差はなさそうです。
よかったと思う点は、解説本の詳しさです。
かなりマニアックに、こぐま会の講師の方が保護者向けにそれぞれの問題についての意図・取り組み方について説明されています。
これを読まれるだけでも、お受験の家庭での取り組み方についてかなりレベルアップするでしょう。
お受験する過程には物足りないかも?しない家庭なら知育ワークとして十分かも?
ハローキティゼミは結局、3歳半になるまで続けました。
途中で辞めた理由は、ズバリ「他にやることが多すぎて、時間が足りなくなったから」です(泣)
我が家は、有名私立小学校のお受験はする予定はありません。
英語リーディング力も伸ばしたいし、ひらがなの読み書きも強化したい。他の習い事もしたい。
そして、何より、娘がやんちゃすぎて、あんまり取り組んでくれない・・・(笑)
いちいちおだてて乗り気にさせて、ワークを取り組むのに私が疲れたからでもあります^^;
あとは、大きさや順番などの基本概念はほぼマスターしてしまったというのもありますね。
我が家は年少年中と先取りで取り組んでいましたが、本格的にお受験を予定されている家庭の場合は、先取りしても不十分かもしれません。ハローキティゼミは1ヶ月10−20ページ程度しかないので、お受験の用意としてはワークの量が圧倒的に少なすぎます。
本気の場合は、やはりこぐま会のひとりでとっくん365日シリーズや、お受験対策の幼児教室のほうがよいでしょうね。