プレスクール卒業後に英語力のキープをどうするか悩んでいる声をよく聞きます。(キープといえるほど英語力が高いわけではないのですが)
小学校に上がり、急速に英語力が落ちてしまう子供と、英語力が伸び続ける子供の違いは何なのでしょうか。
それは、5歳、6歳時点でのリーディング力です。これにつきます。
今、未就学児の親御さんは、幼稚園をインターにさえ入れさえすれば、英語ができるようになると思っているかもしれません。しかし、それは間違いです。多くの親御さんは英語力をキープしたいと言いますが、その英語力自体が低ければキープどころではありません。
英語環境にいれば子供はだれでも聞けて話せるようになります。しかし、リーディング力ライティング力は異なります。どれだけ本を読んだか、読解力を積んだかに起因します。
3歳から6歳の間で差が開きやすいのは、家庭でどれだけ洋書を読んだかという点です。2歳3歳の頃から、文字やフォニックスに触れ、簡単な英語の絵本を読めるようにし、6歳時点では自立した読者になっていることが、小学校以降の英語力伸びに関係します。
一度自立した読者になってしまえば、その後は適切な本を親が与えるだけで、どんどん自立した学習者になっていきます。
今は、インターネットで海外のあらゆる英語の学習サイトを利用することができます。公立小学校に通っていても、洋書と海外のツールを利用することで、海外在住の子と同等の英語で学ぶ環境を整えのえることができます。
これを実現するかどうかは、親のマインドセットのみです。
英語力の最終目標は何なのか。大学は何を目標としているのか。
将来、日本人としてどう生きていってほしいのか。
日本の置かれた環境を理解しているか。
そのために必要な、今を生きる子供たちの取得すべきスキルは何なのか。逆算して考えれば、わかるはずです。
多読ができる環境を整えること。そのレベルまで卒園時点で持っていくこと。
英語で学ぶオンライン環境を整えてあげること。
親のマインドセット。
プリスクールは、英語力をつける魔法のツールではなく、ただのスタート地点なのだと知ってください。