おうち英語は家庭によりそれぞれ。
かけ流しも多読もやりたくないけど、子どもには英語がペラペラになって欲しい、できれば海外大も選べる立場になってほしい。そんな声をたまにみかけますが、言ってることが無謀なのは誰でもわかりますよね。
運動も食事制限もしたくないがやせたい、勉強したくないが東大、国立医学部に入りたいと言ってるようなものです。
おうち英語の立場
おうち英語にほさまざまな立場が存在します。親子でゆるく楽しくでいいじゃない派。ガッツリ派。
いいよいいよ!のんびりで!多読もいらないよ!親子に寄り添うよ!そんな耳障りのよい甘い言葉で優しく語りかけるアドバイスもあります。
私はもちろん後者のガッツリ派(しかも効率追求派)ですが、なぜそこにこだわるのか?それは、日本の衰退スピードが数年前に想定していたよりも恐ろしく速いスピードで、沈没の道へと進んでいるからです。
もちろん、ゆるゆる英語でいいよ!っていえば、その分上達するライバルが減るわけですから、そんな甘い言葉を言ってもいいんですけどね笑笑
ゆるゆる英語の結果
例えば、ゆるゆる適当に過ごしてなんとなく英語に触れてきたけど、小学生で3級も取ってない、英語を子どもがやらない そんな家庭をたくさん見てます。そういう家庭が一念発起してマレーシア の母子留学やインターに行かそうとしても、学力以前に英語が間に合わないんです。マレーシア に留学しても、結局英語が話せない日本人が入れる学校がごく少数のため、その学校に日本人が殺到し、日本人環境になってさらに英語が身につかない、なんのために留学したのかという結果に、、。
最悪なパターンは、ミドルスクールの先のAレベルやDPコースに入れず、なくなく帰国、しかし帰国子女入試でたたかえる英語力もついていない..日本の学力もついていない、というどっちつかずの結果に。。
何が問題だったかというと、英語を始める時期なんです。のんびり過ごして、中学からというのは間に合わない。間に合うのは一部の限られた灘開成クラスの子達だけです。それでも彼らは海外大入試、入学後に苦労している。
日本の置かれている立場を考える
日本の置かれている立場、考えてみてください。ドル高、日本だけ30年上がらない給与、増え続ける税金、減る手取り、女子に人権ないジェンダー男社会、変わらない教育、優秀なアジア勢、ジョブ型雇用で企業は海外IT人材を求める、物資を買えない、ライフライン停止..
本当に日本で生き続けていけますか?
日本の昭和から変わってない中高教育を受けて、日本の大学を出て、10年後も余裕のある生活ができる就職ができるでしょうか?
メタバース、ブロックチェーン、データサイエンス、量子コンピュータとどんどん新しいことが生み出されていく世界で、正解がある誰かが作った問題を解くだけの日本の教育を受けて、それらが身につきますか?
海外就職はしにくいと言われてますが、それはアメリカの話。世界はアメリカだけではありません。就労ビザがとりやすい専攻や国が探せばありますし、 それは親の情報アンテナにかかっています。
今の小学生が高校生になる頃には、海外大くらいでておかないと という世界観になっているでしょうね。都心の進学校ではすでに海外進学希望者が急増していますね。
そんなとき、自分の子どもが海外大に行きたい!と言い出した時、それを叶えてあげられる英語を持たせてあげられるでしょうか?
誰でもどんな子でもそれが可能になるのが幼児期からのスタートなのです。