日本はオワコン・オワコンと言われていても、子育てしていて実感がない方が多いかもしれません。
「公立は不安。だから私立中高一貫校がいいよね」と安易に塾通いしていないでしょうか。
幼児を持つ方なら、「英語は学校で困らない程度はしておきたいよね」と、のんびり構えているかもしれません。
さて、ここで恐ろしい話をします。
実質賃金指数の国際比較 日本はだだ下がり
実質賃金指数という指標があり、その国際比較が全労連で発表されています。
1997年以降、日本は実質賃金がだだ下がりです。
暴動が起きないのが不思議だ。 pic.twitter.com/WEOhSJJjRz
— innovatenation.net (@innovate_nation) June 29, 2019
実質賃金 実質賃金(じっしつちんぎん)とは、労働者が労働に応じて取った賃金が、実際の社会においてどれだけの物品の購入に使えるかを示す値
つまり、実質賃金とは、各国の物価も加味調整した上での賃金の比較なので、このグラフをみれば、日本がいかに賃金が低いかが丸わかりです。(苦笑)
このまま日本人が国内企業に就職して働き続ければ、どうなるのかおわかりでしょう。
ハイ、(現在の物価感覚で)手取り20万台前後のまま上がらないです。
昔は終身雇用、年功序列で賃金が上がっていましたが、トヨタですら終身雇用制をやめると発表していますし。
しかも、10年後には今よりもっと優秀な中国人・韓国人をはじめとした外国人が留学・就職してくるでしょうから、日本人は彼らと就職を戦わなければならなくなるので、就職できるかどうかも危ういです。
知ってました?
今や中国人にとって東大をはじめとした日本の大学は、「中国の大学に落ちた、2流の子が仕方なくいくところ」なんですってよ・・。
日本の学校は従順な人間を育てるシステム
日本の小中高は大量生産ベルトコンベアで、「従順な真面目な会社員を育てる教育システム」です。
もう時代遅れなのはみなさまお気づきのはず。
このまま子供がこの教育システムに乗っかっていくと、たとえそこそこ私立中高一貫校合格し、京大一橋レベルにいった子でも確実に「日本の会社にしか就職できない=低賃金」が待っています。
では、外資企業ならいいんじゃない?と思ったあなた。
外資でも国内ルートからの就職と、海外ルートからの就職(凱旋)では待遇が圧倒的に違います。
前者は低賃金ルートです。
そこそこ英語が得意と思っていても、1年程度の短期留学ではお話にならない世界です。
ネイティブ同等の英語力がない日本人は、前者しか選べません。海外就職なんて夢のまた夢です。
(ネイティブ同等=一定以上の海外リベラルアーツ大 学部卒業生レベル。コミュカレは論外。)
模試の点数や塾のクラス分けに一喜一憂している場合じゃないんです。
0歳、幼児のうちからがっつりおうち英語をしておいて、小学校入学時にはそのあたりの高校生より英語ができるくらいにしておかないと、子供の未来がありません。
じゃあ中学受験は?中学校・高校は?
学校?
日本の従来の学校なら行かなくていいんじゃないですかね。ICT教育も先進国で最下位らしいですし。
学習なんて、家でやったほうが早いし、学校よりハイレベルな学習ができます。
オンラインで田舎でもできます。プログラミングも今はネットで海外の良サイトで学べる時代です。
学校にいく時間を好きな研究に費やし、探求心を育てたほうが、生きる力がつきます。
そもそも、みんななぜ学校に行くのでしょう?
国立大を目指すこと自体がオワコンということに気づかないと。
これに気づいているからこそ、富裕層や超エリート層の日本人親は、せっせと海外ボーディングスクールにいれたり、家族で海外移住しプライベートスクールにいれたりしているわけです。
今の子は、日本に生まれたからこそ教育格差というリスクがある。
もう先進国ではない。中国のほうが圧倒的に進んでいる。
2人目どうしようとか、悩んでいる場合じゃない。昔の良き平和な時代は終わった。
逃げ切れるのはギリギリ50代以上。
それを親は自覚したほうがよいです。
だからこその、おうち英語がまずスタート時点です。