9月入学の大きなメリットとして、グローバル化という人が多いですが、その裏を考えているのでしょうか?
グローバル化は日本人が海外留学しやすくなるだけではないです。
むしろ、海外から日本の大学を志願する外国人 特に中国人が増えることを意味します。
コロナで中国🇨🇳とアメリカ🇺🇸の対立が深まり、今後はアメリカの大学は中国人留学生を絞ってきます。
そうなれば、中国の富裕層はどの国への留学を望むか?
そう。
近い、安全、安い日本を志望する中国人留学生が激増します。しかも彼らは貪欲に勉強し、優秀でお金も持っています。
経営危機にある日本の大学はこぞって受け入れるでしょうね。
ではどうなるか?
日本人が日本の大学に入れない という現象が起きてきます。
今まではごくごく平凡な高校生でもまじめにやれば、中堅私立や国立に入れましたが、留学生に負け、入学できなくなるのです。
そうなると、中堅狙いの高校生は、必然的により下の大学を受けるようになります。
そして、今まで下位大学に行くような層は、大学に入れなくなり、結果高卒が増えます。
指定校推薦枠がなくなるかも
また、私立大学は優秀な留学生の枠を増やすため、指定校推薦枠を廃止する可能性もあります。
大学付属中高一貫校やキリスト教系別学校で指定校推薦を狙っている方は気をつけた方がよいかもしれません。
指定校推薦で入学した子は一般入試の子より学力が低く、モチベーションも低いことが大学にはわかっているからです。
学力が低く、モチベーションも低い日本人より、優秀な留学生を取ろうとするのは明らかでしょう。
優秀層は9月入学に関係なく海外留学している
もともとトップ優秀層は、9月入学に関係なく海外大学へ行けます。半年は東大に在籍し、9月からハーバードというのがよい例ですよね。
半年くらい関係ないのです。
しかし、庶民はもともと金銭面からアメリカの大学には行きたくても行けないのです。
アメリカの大学はアジア人留学生には奨学金をまずだしません。就学金は、アフリカなど貧困国の学生にとっておくためです。
御三家に入学した程度の、少し賢い程度では、日本人は奨学金をもらえないのです!
庶民は9月入学になろうが行けないので、もともと縁のない話なのです。
9月入学に流されて、
我が子が国内の中堅大学にすら入学できない
可能性が増えるとしたら、どうですか?