廣津留真理 さんの最新の著書「世界のトップ1%に育てる親の習慣ベスト45 地方公立→ハーバード合格! どこの国、会社でも活躍できる子の育て方」を読みました。
廣津留真理といえば、大分の別府温泉近くで暮らし、娘さんを地元公立小→中→高校からハーバード大学へ進学させた、わりと有名な方です。
現在は大分で英語教室を運営されています。
普通の公立からなぜハーバード大に合格できたのか?その秘密は家庭での教育にあるいうのが廣津留真理さんの意見。
年長までは幼稚園に通わせず、ずっと専業主婦で家庭で教育をしていたそうです。
毎日2−3時間バイオリンを練習し、国際コンクールで見事優勝。
そしてハーバード大合格を勝ち取ります。
これだけ聞くとすごいですよね・・・・。
世界のトップ1%に育てる親の習慣
前の著書も読んだのですが、大半は「日本の教育はオワコン」であること、「家庭教育が肝」、「英語は最重要」ということが書かれていました。
今回の著書もやはり内容は似ていて、やや詳しくなっていたのは「課外活動を極めろ」ということ。
海外大學進学のためには、エッセイや課外活動の充実(世界レベルで活躍していること)が大切なため、幼少期からスポーツや芸術に親しむことが大切とのことです。
そうなんですよね・・わかっているんですが・・・
世界レベルに仕上げるのって、1万時間の法則でいうととても大変。
バイオリンにはまってくれればいいけれど、そうでもない子の場合どうしたら??
全く練習をしようとしない子の場合は?
共働きで親が送迎できない場合はどうしたらいいの?
実際のところ、もっと泥臭いお話を知りたいなぁと思いました。
参考になったこと
とはいえ、参考になったこともあります。
それが、「課外活動専用のアワードをいれる収納ケースを用意する」ということ。
スポーツでも音楽でも、課外活動で受賞したトロフィーや賞状など、なんでもどんどん収納ケースにいれていくのだそうです。
それを高校生時点で見返し整理し、これは使えるというものをピックアップして、ポートフォリオを作成していくのだとか。
逆に、この収納ケースがスカスカで、5教科の勉強だけに明け暮れていたらオワコン。というわけです。
(日本の学生のパターンですね)
小さい頃は、何に興味をむけるかわからないから、とにかくなんでもやらせてみましょうとのことです。
・・ですね。