おうち英語の王道基本ルートまとめ
おうち英語のやり方ってもう基本ルートが決まってるのですが、まだまだ悩める親御さんが多いようなので、ここに簡略化してまとめます。
アレコレみる必要ないよ。
だいたいどこのおうち英語家庭も枝派はあれど、基本の筋 みたいなところは一緒です。
大量インプットメインからのアウトプット。
未就学児の親御さんは参考にしてくださいね。
0歳ー5歳 大量インプットの時期
とりあえず、0−2歳の間はかけ流しをメインに
・音源かけ流し(0歳〜) 一番大事!
最低90分〜一日中の家庭も。アレクサやiphoneなどで自動化するとgood、0-1歳は耳からメインがおすすめ
理解度にあった生活言語から
パルキッズがYoutube番組を探す手間がないから一番楽。
というか、パルキッズ程度も投資できないのであれば、この先おうち英語自体続けられないのでそのつもりで。
・youtube動画視聴
年齢・理解度にあったものがベスト
おやつ的に。スクリーンタイムに注意
・英語語りかけ
なくてもいい 自信があるならやれば?程度
色々な流派があるが、親の英語力の期待値・差がありすぎるので私はおすすめしていない。
親がネイティブ並みの発音、英語力がある場合のみオススメ。
英語ができない親、自身がない親、発音下手な親はオススメしない。
下手な英語での語りかけ量が多いと、本気で発音悪くなる。変な文法覚える。
これは発音の悪い日本人教師が副担任でいる、日本人向けプリスクールに通う子供達の発音が非常に悪いことが証明している。
3−4歳くらいから
・フォニックス
アプリで十分対応可能(無料のカーンアカデミーキッズ、トド英語等)
急いでやる必要ない
・サイトワード
自力読みの練習のために、4歳−6歳以降から行う取り組み
フラッシュカードやそれ用の絵本がある
・絵本読み聞かせ
音源つきのもの推奨 ORT、パルキッズ等
親の読み聞かせは、上記同様、発音下手な場合は必須ではない
4−6歳 絵本のひろい読み、自力読み開始時期
準備ができた子からスタート 個人差大きい 周りと焦らない
子のペースを見て親が調整すること
上記取り組みに加えて
・読書
音源つきリーダーで自力読み練習(ORC、ラズキッズなど)
↓
うすいリーダーの自力読み
↓
アーリーチャプター本からチャプター本へ
まずは100万語目標へ
多読の森へと導入していく。小学生以降は多読できるようになっていないと、リーディング、ライティングともに伸びない。
多読のために、大量の洋書が必要でここに課金がかなり必要。ここはケチってはだめ。メルカリ等で安く入手すること。
・アウトプットとしてネイティブキャンプのオンライン英会話等利用
十分なインプットが溜まった子でないと、効果低い
指示が聞ける年齢になってからがおすすめ
・ゲーム英会話
遊びならOKだが、基本的にアカデミックな語彙は身につかない。汚いスラングを覚えるリスクもある。
ペラペラになっても、所詮幼児ー低学年レベルのペラペラ度と認識しておくこと。
外注:教室、プリスクール、塾について
予算により外注を適宜行うと効果的。幼児期はアウトプットの機会として捉える。
・プリスクール
共働きなら、未就学時代にプリスクールにいれるのは大アリ。
無償化利用してプリスクールのほうが認可保育園より安いか、あまり変わらないことも。
・オンライン英会話
ネイティブキャンプが受け放題なのでコスパ的にベスト。公立小にすすむならアウトプットはネイティブキャンプで毎日1時間はやりたいところ。
・海外オンラインクラス
Outschoolなどのオンラインクラスは便利。単発課金はいい選択。
ただし、時差があるのでやりたいクラスが取れないこともある。
・英語学童
基本的にレベル低すぎるので週5通っても英語力は伸びないと思った方がよい。
インター卒用の英語学童も同様。たいしたことない。コスパ悪い
・サマースクール、英語スキースクール
低学年までは英語で遊ぶ程度。これで英語力の伸びを期待してはいけない。お金の無駄に終わる。
・単発イベント:ハートグローバルなどネイティブと触れ合うイベントはあり。
・フィリピン親子留学
英語ができない子がいくところ。ガチおうち英語家庭はわざわざ行かなくてよし。その数十万でNISAかドル建てしとこう。
・帰国子女用のガチ英語塾
みんなが通ってるからと言って、「私もいれたい!」というおうち英語家庭の幼児・低学年親が多すぎ。
低学年で期待していれても無意味。入れたから英語力が上がるわけではない。たいした英語力がついていない状態で入れてもお金の無駄。
小5−6年や、準1級合格以降くらいに入った方が、アカデミックな伸びとコストに見合う見返りがある。焦って早く入れる必要はない
など
英語コンサルは必要か?
基本的に不要
おうち英語のやり方は未就学時代ならもう王道がほぼ決まっているので、不要。
自分のやり方が不安、寄り添って細やかにアドバイスしてほしいなど、丸投げタイプ、依存タイプの人にはいいかもしれない。
ただし、英語レベルを高く伸ばしていきたい場合は、そのコンサルの子や指導した子たちが高いレベルになっているかを確認すること。
御三家合格させたことがないコンサルに、御三家合格目指してコンサルをお願いしますか?ってことと同じ。
東大理3目指したいなら、佐藤ママにお願いするのは理想だけど、100人以上指導してるからといって、東大に1度も受からせたことのないコンサルに頼みませんよね?そういうこと。
海外トップ大学進学させたいなら、小学生段階でTOEFL100以上、課外活動もバッチリにしていかないとね?
子のレベルをチェックせよということ。基本的に、この界隈に子を高いレベルにさせた有料コンサルは存在しない。
おうち英語をして日本語力は落ちないのか?問題
おうち英語程度では落ちない。
早期英語に対するネガティブな意見はガン無視してOK(大概、本人の英語コンプレックスからきていたり、すでに大きくなった子の親の嫉妬、古いやり方してる英語教室の昭和な意見)
プリスクールに入れる場合は、日本語力アップの取り組みを意識的にやる。
プリスクールに入れない場合も、日本語力アップの取り組みは強く推奨。日本語での音読・読書もがっつりする。
かといって、英語全振り&日本語無視で英語のみで生活する家庭もたまにいる。そこまで極端になるのはダメ。
日本語力や理数に力をいれるのは当たり前。英語のみで生活したらそりゃ英語得意になるの当然。それじゃ意味なし。
日本人なのに日本語が小学生で公立小レベルしかできないようでは、教育熱心とはいえない。
賢い知的バイリンガルを目指すべし。
小学生以降は英語をどうすべきか問題
おうち英語の情報は、小学生以降になると極端に少ない。
幼児の自己流おうち英語でスピーキング「は」できるけど、実はライティング力も思考力もついていないことに気づかないおうち英語の親多し。ペラペラなことに満足しているだけ。
特に、国算理英を伸ばして成果を出してる親が非常に少ないのと、母数自体が減っている。
小学生以降は、アカデミックな取り組みが必須。詳細はPDFに書いている。
小学3−4年生にもなって、市販のネイティブ公立っ子がするような英語ワークブックをしているようじゃダメ。現地ネイティブの公立っ子より2−3学年は上のレベル(ネイティブ上位層)を目指そう。
日本在住の日本人家庭が小学生以降に英検1級、TOEFL100以降と高いレベルにしていくためには、適宜外注も駆使しながら、多読とともに自宅での学習をしていく必要がある。
英検は受けるべきか?問題
親のマイルストーンとして英検を受けるのはあり。なぜなら、おうち英語は毎日コツコツ継続が必要で、その成果もなかなか見えづらいから。
親のモチベーションになるから。「英検は無駄!英検に必死になる親はバカ!」とかいう外野は無視してOK。
ただし、対策はしない。問題集をゴリゴリして対策するのは無意味。
リスニングで点を稼いでリーディングはボロボロ・・という合格は無意味。それは実力がない証拠。
4技能バランスよく高得点で合格するのが当然という意識で受ける。
英検以外で英語力を測るのであれば、低学年であればTOEFL Juniorがおすすめ。
高学年でTOEFL Juniorを受けているようであれば、ガチ英語家庭としては遅い。Juniorはほぼ満点は当たり前。
TOEFL iBT高得点を目指すこと。
私はどうすればいい?という方
子供の将来をどう考えているのか、日本の未来・世界をみること。
20年後の未来、子供達はどう生きているか?を想像すること。
親が受けてきた教育は通用しない。「みんなと同じ」な思考はレミングス状態。
メディアや広尾や海外進学人気の流行りにのって「将来は日本も海外も選ばせてあげたい」という親が増えてきたが、憧れで止まっており、現実がついていってない親が多い。海外大進学できそう&人気だから英語中受で広尾に入れたい?その思考こそがレミングス。
目標をどこに置くのか、曖昧な目標からは曖昧な結果しか生まれない。
いちいち誰かに聞いて正解を確認しないと不安なのか、我が子のために基本の情報を得て試行錯誤してPDCAを回せるのかで結果は変わってくる。
それらをもとに、わが子にどのようなおうち英語を行なっていくのか、どのような教育を受けさせていくのか、家庭で考えることが大事。