お受験対策で必ずといって問題にでてくるのが、「季節」に関する言葉と絵です。
例えば、「春にまつわるものを選んで線でつなぎましょう」という問題。
パンジー ひな祭り こいのぼり など春に行われる行事や春にまつわるものを選んで丸をしなければなりません。
幼児でもすぐわかるような簡単なものから、大人でも「ええと・・なんだっけ・・」となってしまうものもしばしば出てきます。
今では日本古来の行事を行う家庭も少なくなってきましたが、お受験家庭にとっては行事は大切。
お月見もススキとお団子を飾って十五夜に行う家庭も多いのではないでしょうか。
我が家で行っている季節・行事問題への対策法をご紹介します。
季節に関するオススメの絵本
まず、季節の導入としてオススメしたいのがかばくんの はる なつ あき ふゆという絵本です。
かばくんが季節を過ごすお話ですが、季節に関する説明がやさしいひらがなで書かれており、いくつかのイラストが掲載されています。
季節の絵は親でも「あれ?なんだっけ?」というものも出てきます。
4歳の娘はこの絵本が大好きで、一人で声に出して読んでいます。
この絵本で、自然に季節のものを覚えていったようにおもいます。
季節を覚えるポスター(ハッピークローバー)
次に、隙間時間で学習をするのでしたら有名なハッピークローバーから出ている季節を覚えるポスターがオススメです。
こちらは以前は室内用でしたが、お風呂にも貼れる防水ポスターが発売されました。
春夏秋冬に分かれて、季節の花や食べ物、行事の絵がひらがなとともに書かれています。
室内だと「風景化」してしまう恐れがありますが、お風呂に入りながらだと遊びながら我が子も読んでくれます。
季節カード(100てんキッズ)
さらに季節・行事を完璧にするためにオススメなのが、お受験で有名なこぐま会が発売している100てんキッズ きせつカードです。こぐま会の季節カードは他にもありますが、オススメは100てんキッズシリーズのものです。
行事12枚、植物12枚、生き物8枚、食べ物16枚のカードが入っています。
表はイラスト、裏はひらがなで名前と説明が書かれています。
こぐま会のすごいところは、単にイラストと名前を暗記させるのではなくて、深い理解をさせるための使い方が丁寧に解説されているところです。
こぐま会から出ている通信教材「ハローキティゼミ」の解説でも同様に感じたのですが、解説文が非常に詳しく、深いです。親がどれだけ理解し実践するかによって、このグッズの真価が分かれるとおもいます。
これだけやれば、お受験で出てくる問題の9割は大抵正解できるようになりました。
しかし、中にはひっかけで難易度の高い問題が時々出題されますので、そのたびに知らないものを教えていっている形です。