4歳年少の娘は第2回10月に英検5級を受験し、合格しました。
我が家が行った英検受験対策の方法をご紹介します。
英検5級に必要な準備
まず、英検5級受験の前に、子供が一定の英語力を持っているか確認が必要です。
その水準に達していないのに、英検取得を急ぐあまり、無理に詰め込んで受験させても無駄です。たとえ合格したとしても、数年後3級、準2級レベルになって何もわかってなかった、文法理解もめちゃくちゃ、身についていない、ということになりかねません。
一定の水準とは、個人的な推察の域を出ませんが、
サイトワードを読める
簡単な文章を読める
簡単な英会話が理解できる
これらを目安にすればよいのではと思います。
特に、文を読めるのが重要です。
簡単な英単語さえまだ読むのにおぼつかないのであれば、時期尚早といえるでしょう。
他には、発達の目安としても
大人しく椅子に座っていられる
指示通りに行動できる
も重要です。
ここは個人差が強く家庭でどうこうしにくい部分ではありますが、お勉強園に通われていたり、幼児教室に通われている子なら大丈夫ではないでしょうか。
英検受験対策の方法
それでは、我が家が行った英検受験対策は以下の通りです。
過去問3年分
マークの練習
以上です。
過去問は英検サイトから無料ダウンロードできますので、自宅でプリントアウトして使いました。
受験の1,2ヶ月前から始め、週2,3回程度、1ページずつから始めました。
最初はマークの塗り潰し方を丁寧に教えていました。そこが最重要課題だったからです。
過去問の内容は、娘にはリーディングパート1,2は簡単だったようで、特に練習しなくても最初からわかっているようでした。普段のパルキッズ英語育児で十分力がついていたようです。
リーディングパート3は並べ替えなので、最初は並べ替え自体の意味がわからない様子でした。そこで、最初は紙に単語を書いて、並べ替えさせたりと丁寧に教えてみました。何回めかですっと解けるようになりました。
リスニングは普段の生活で問題なく解けるようでした。
娘の場合は、やはり普段のパルキッズのICRなどでのリーディングが効いていると感じました。
幼児に無理やり英検を受けさせなくてもよい
英検は中学受験や日本の大学受験を目指す方にはオススメですが、それ以外の方にはクセが強いので、早期から受験しなくてもよいように思います。
級が上がるほど、内容が中学生・高校生向きになってくるので、幼児では日本語でも理解できない単語・概念がでてきます。
それを無理やり勉強させて取得させようとするなら、もともと地頭が良い子か、猛烈に勉強させないと無理だと思います。
そこに親の労力を使うなら、別のことに向けてもよいかもしれません。
英検持ってるから英語ができる、話せる、とは全く異なりますし。
また、有効期限の問題もあります。現行では2年で英検資格が切れてしまうので、中学受験のために英検を使用するなら、小学校4年生くらいで目標の級を取得するのがベストです。
TOEFL プライマリーの方が実践に近いと感じます。