2020年からセンター試験が廃止され、大学の入試体制が大幅に変更されます。
従来の知識暗記重視型の偏差値教育から、実際の社会の即したAO入試系へと様変わりすると、いろいろと憶測が飛び交っていますよね、
変革の最初にぶちあたる現中学生よりももっと下の幼児期・小学校低学年の親にとっては、今後の動向を見守るしかありません。
我が家でも文科省の教育改革発表以降、中学受験はしないと決めました。
とある掲示板で、教育熱心なママ達に「教育改革に伴って、受験する学校を変えますか?」と質問したことがあります。
その大半の答えは、「希望校は変えない。私立のほうが改革にすばやく対応してくれるから、断然私立(中高一貫の超進学校)を選ぶ」というものでした。
そうなんだ、へぇぇと思ったのを覚えています。
我が家の方針は、偏差値教育は目指さない
我が家が中学受験をしない理由は、塾産業のいう通りに偏差値主義にしたくないからでもあります。
そして、社会に出れば答えがないものばかり。答えを求める「事務処理能力は高いけれど、クリエイティビティが低い残念な人間」を作り出したくないという気持ちがあります。
よくTV番組などで東大生が集まると、大学入試改革に異を唱えており、「最も公平なのは、偏差値であり、センター試験だ」と熱弁をふるっているのを聞きます。
彼らにとっては、自分の存在価値が揺るぎかねない偏差値至上主義壊滅は、嬉しくないことでしょう。
知識だけ暗記する授業、40人の生徒を前に先生が黙々と問題の解説をしているだけの授業。
ノートに板書を書き写しているだけの生徒。もしくは眠っているだけの生徒。
そして放課後、塾にいって入試対策の勉強。
問題解くだけなら、家で勉強アプリでもやってればいいじゃん。これって学校行く意味なくない?と思うのは私だけでしょうか。