以前、こちらで小1先取り学習教材(国語算数)をご紹介しましたが、今回は幼児〜低学年におすすめの音読教材をご紹介します。
音読は国語力をアップするのに必須です。
江戸時代の子供達も論語を素読していたことはご存知の方も多いはず。
素読効果おそるべしです。
ですが、1−2歳のひらがながまだ読めるようになったばかりの子に、いきなり自力音読をさせるのは難しいですよね。
読み聞かせをしていても「なかなかうちの子は自力読みに移行してくれない・・」とお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
自力読みへの移行は、「1字読み」から「文をなぞり読み」する音読練習によってスムーズになります。
ぜひ、音読を生活の中に取り入れてみてくださいね。
七田の4ページ絵本
七田の4ページ絵本は、七田チャイルド教室でも使われている教材です。
文字が大きく、レベル1から少しずつ文章が長くなっていきますので、1−2歳児にちょうどよい音読教材となっています。
ひらがなを1つ1つ読めるようになったら、ぜひ親がひざにのせるなどして、「文字を指でなぞりながら」一緒に音読タイムを作ってみましょう。
我が家もこの4ページ絵本を毎日毎日読んでいました。
あっちゃんあがつく
ひらがながまだあやふやな場合や、4ページ絵本を読みたがらない(難しいと感じる)場合は、こちらのあっちゃんあがつく絵本をおすすめします。
楽しいイラストが入っているので、子供の食いつきが良いです。
あいうえおじゅんにひらがなの読みを学んでいけます。同じく、文字を指でさしながら一緒に声をだして読んであげましょう。
おんどくれんしゅうちょう
4ページ絵本が読めるようになったら、次は学研からでているおんどくれんしゅうちょうを。
3−4歳バージョンと5−6歳バージョンがありますが、その子の読める段階によって選択します。
公文国語をしている方は、音読プリントを大量に読まされますので、する必要はないです。
3~4歳 楽しみながら脳を活性化させる おんどくれんしゅうちょう
陰山英男の徹底反復 音読プリント
こどものとも年少版あたりの絵本が自力読みできるようになった頃には、こちらの陰山先生の音読ドリルをおすすめします。
日本の古文や論語なども掲載されており、年長くらいから使用できるはずです。小学生でももちろん継続使用します。
毎日音読しているとかなりの力がつきます。
国語の力がグングン伸びる1分間速音読ドリル
音読で速さを鍛えたくなってきたら、こちらの斎藤考先生の速音読ドリルを投入します。
使用目安は年長後半〜小学校低学年です。
陰山先生のドリルと異なるのは、「速読」して脳を活性化することです。
タイムをはかり、1分以内で見開き1ページを速音読します。そうすることで、脳が開発されていくとのことです。
走れメロスやごんぎつねなど、小学校4年生以降ででてくる文章を速音読していきます。
国語の力がグングン伸びる1分間速音読ドリル
齋藤孝のこくご教科書
こちらは、齋藤孝先生がまとめた「国語教科書はこうあるべき」として作られた決定版の教材です。
音読教材、「ぜひ読んだ方がよい名作」俳句、古文など、読解力・語彙力を高めるためにセレクトされた名文が掲載されています。
1年生 と書いてありますが、普通の1年生には難しすぎる内容も掲載されています。
小学校全学年でも十分使用可能なボリュームです。
現在1年の我が家では、音読教材として「陰山先生音読ドリル」「速音読ドリル」「斉藤先生の国語教科書」を朝の音読タイムに使用しています。